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包丁の正しい研ぎ方|切れ味を長く保つための基本ガイド

包丁の正しい研ぎ方|切れ味を長く保つための基本ガイド

包丁は、正しく研ぐことで切れ味がよみがえり、調理の効率と安全性が大きく向上します。
切れ味の悪い包丁は、食材が滑りやすく、力が必要になるため、ケガの原因にもなります。
ここでは、家庭でできる基本的な包丁の研ぎ方を、初心者の方にも分かりやすく解説します。


1. 研ぐ前に準備するもの

 ●砥石(といし)

 家庭用には以下の砥石がおすすめです。

 中砥石(#1000前後)
 最も基本。切れ味が落ちた包丁のメンテナンスに最適

 仕上げ砥石(#3000~6000)
 より滑らかな切れ味にしたい場合に使用

 荒砥について(#80~400)
 中砥石、仕上げ砥石以外に、粒度が荒い荒砥があります。
 荒砥は、一般に刃こぼれや型崩れを修正するために使用され、
 刃の厚みを調整するのにも役立ちます。

 ●その他必要なもの

 滑り止め用の濡れ布巾 or ゴムマット
 水(砥石を濡らす用)
 清潔な布(仕上げ拭き用)


2. 砥石の準備

 砥石は使用前に10~15分ほど水に浸け、十分に水を含ませます。
 (「浸水不要」と表示のある砥石は例外)
 砥石の下に濡れ布巾を敷き、動かないよう安定させることが重要です。


3. 包丁を研ぐ基本角度

 ●研ぎ角度の目安

 両刃包丁(三徳・牛刀・ペティなど)
 →約15度(包丁と砥石の間に10円玉2枚分程度)

 片刃包丁(出刃・柳刃など)
 →表面:10~15度/裏面:ほぼ寝かせて軽く

 ※角度を一定に保つことが、上達の最大のポイントです。


4. 両刃包丁(三徳・牛刀など)の研ぎ方

 手順①:表面(利き手側)を研ぐ

 1. 包丁の刃元を砥石に当てる
 2. 刃全体を使うイメージで、押して引く動作を繰り返す
 3. 力は「包丁の重さ+軽く押す程度」
 4. 刃元から中央、切っ先へと均等に研ぐ

 刃の裏側に「バリ(ざらつき)」が出てきたらOKです。

 手順②:裏面を研ぐ

 表面と同じ回数を目安に、裏側も研ぎます。
 両面均等に研ぐことで、切れ味と刃持ちが向上します。

 手順③:仕上げ研ぎ

 仕上げ砥石(または中砥石の軽い力)で、
 力を抜いて数回なでるように研ぎ、刃先を整えます。


5. 片刃包丁(出刃・柳刃)の研ぎ方

 ●表面(刃のある側)

 角度をつけて、刃全体を均一に研ぐ
 刃先のラインを崩さないよう、ゆっくり丁寧に

 ●裏面(裏押し)

 ほぼ寝かせた状態で、軽く数回なでる程度
 研ぎすぎると切れ味が落ちるため注意


6. 研ぎ終わりの確認方法

 指の腹で軽く触れて「引っかかり」がある
 トマトや紙がスッと切れる
 光に当てて、刃先が光っていない


7. 包丁を長持ちさせるためのポイント

 使用後はすぐ洗い、水気を完全に拭き取る
 食洗機は使用しない
 硬いもの(冷凍食品・骨・カボチャの種部分など)は避ける
 木製のまな板を使用する

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